自営と勤めの話し合い

自営業のセイちゃん×会社勤めのイシちゃん~素敵な30 ,40代を過ごすための話し合い中~

『辞める勇気』は『続ける力』

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 こんにちは。
飲食店自営のセイちゃんです。 

 

 前回『辞める勇気』という記事を書きました。

jthanashiai.hatenablog.com

 

すると、イシちゃんがこのような記事を書いてくれました。 
jthanashiai.hatenablog.com

 

 

その後、イシちゃんから、
「辞めないほうがいい場合はどういうとき? 」
という質問も届きました。

 

『辞める勇気』

これは自分でも、人生をよりよくするための興味深いテーマだと思っているので、
もう一度深堀りして考え直してみました。続きを書いてみようと思います。

 

 

「辞めないほうがいい場合はどういうとき?」

 

まずイシちゃんからの
「辞めないほうがいい場合はどういうとき?」
という質問について考えてみました。

 

この質問をもらってまず考えたことは、
前回の記事が少しだけ誤解を生じてしまう可能性もあることを認識しました。

どういうことかというと、『辞める勇気』は”辞める自由”もあるということを理解することであって、
(嫌になった時などに、)必ずしもいつも辞めるということを推奨してるわけではない。ということです。

 

なので、辞めないほうがいい場合というのは、

自分が続くのであれば、
自分が続けられるのであれば、
自分が続けたいのであれば、
”辞めないほうがいい”と思います。

 

『辞める勇気』を持つことは、
続かなくなった自分を許してあげること。
頑張りすぎてしまう自分に”辞めてもいいよ”と言ってあげること。
だと思っています。

 

続けたければ、続ければいいし、
辞めたければ、辞めればいい。

 

 

 

『辞める勇気』は『続ける力』

 

前回、『辞める勇気』の重要性について書きましたが、
今回は、『辞める勇気』が『続ける力』につながる
という効果について少し書こうと思います。

 

”辞める”と”続ける”、一見相反していそうですが、
これがどうして関係しているかというと。


『辞める勇気』
続いていることに”自分で終わりを決められる力”につながっているからです。

 

『辞める勇気』を持つことによって、
先の分からないことに、自分で区切りをつけることができます。


勤めの仕事って、セイちゃんにとってはニンジンをぶら下げられて走っているウマ状態と一緒です。でした。しかも後ろからお尻を叩かれながら。
誰か(会社)に行先を示されて、それがなんとなくずっと続いていく状態。
生かさず殺さずがダラダラと続いていく状態。
そこから抜けるほうが居心地が悪くなるのではないかと思ってしまう状態。

セイちゃんもかつては”普通の”会社員だったので、このような状態が続いていました。

・・・後悔はしないように生きていますが、もし後悔するとしたら、このころから、もう少ししっかりと(違う方向性で)人生を考えることができていれば良かったとは思います。もう少し早く『辞める勇気』を持てていたらとは思います。

 

ラストスパートという言葉があるように、人間て、終わりが分かると力が出ますよね。
逆に言うと、終わりが分からないから力を温存しますよね。


『辞める勇気』はいつ終わるか分からないこと(主に仕事)に、
自分で区切りをつくることができる力だと思っています。


『辞める勇気』を持った瞬間が、人から言われてやっていること(主に仕事)が自分で決めてやっていることに変わる瞬間なのではないでしょうか。

セイちゃんが勤めのときの長時間労働を乗り越えられたのも、
自分で終わりを決める決心が出来て、
自分でラストスパートするタイミングを作る(作り続ける)ことができていたからだったと思っています。

 自分で終わりを決めることによって、初めて自分の人生の手綱を握り始められました。

 


~それでも『辞める勇気』がでない人へ~

仕事を辞める前に、”その”仕事を辞めてみる



イシちゃんも書いていましたが、なかにはそれでも辞められない人がいるのも分かります。
その結果不幸な結果につながることも・・・。

これについてもセイちゃんは少しだけ気持ちが分かります。
なぜなら、セイちゃんも勤めの長時間労働のときに「死んだほうが楽なのでは?」
と、思ってしまったことがあったからです。


自殺をする人の多くは、
真面目すぎるということもありますが、良くも悪くも他人のせいにするのが苦手な人だと思います。
セイちゃんもどちらかというと、
”自分がやらないと””自分でできる”と思い抱え込む(抱え込んでしまう)タイプの人間でした。
(だから会社に対してブラックとも思わなかったのかもしれません。)

そういう人の多くは自分に自信(プライド)もあって、(前回は見栄と書きました。)
「できません。」ということが苦手なんです。


だから、もし今、あのときのセイちゃんにアドバイスをするとしたら、
「まずは”その”仕事だけでも断ってみれば?別に大丈夫だよ。」と言うと思います。

 

あのときは、”これができないと思われたくない”という気持ちで、
なんでも引き受けていたことが自分を苦しめていたと思います。
今思えば。

『辞める勇気』をこのように使っても良かったかなとも思います。
今思えば。

 

なので、たまたまこのブログを見たまだ勇気を持つ自信のない人がいるならば、
仕事を辞めなくてもいいから、
まずは
”その”仕事だけでも断る勇気を持ってみてはいいのでは?
そこから始めては?と伝えたいみようと思います。

 

こんなことを書きながらも、実際は責任もとれないし、
そこまで他人に干渉をする勇気はセイちゃんにはまだありません。

 

だから、
それでも、
セイちゃんはこうして、過去の自分とこれからの自分に対して、
引き続き『辞める勇気』を持っていいんだよ。
自分を許していいんだよ。ということを伝えてみようと思います。
自分の人生を自分で手綱を握っていけるように。

 

辞めたかったら辞めればいい。やりたかったらやればいい。

 

『辞める勇気』

改めて、自分の人生を自分に取り戻すために必要な言葉だと認識しました。

 

 これからも、

 『辞める勇気』を持って、自分の人生を自分で決めて歩んでいければと思っています。

 

 

 

最後になりましたが、
「”辞める”=”やらない”」ということについて、
セイちゃんがとても参考になったブログの記事を紹介します。

  

www.soubunshu.com

 これを最初に読んだときに頭をガツンと叩かれたような気がしました。

 ”戦略を練る”というと、これから何をやっていくか考えること、話し合うということ。
そのようなイメージですよね。おそらく。セイちゃんはそう思っていました。
このブログを読むまでは、

 

『何をやるのかではなくて、何をやらないか』

 

何を省略して戦っていくか。
”何をやらないかを決めること”によって、”何をやるかが決まる”。
当たり前のようでいて非常に難しいことです。

 

これからも”戦略的に辞めていこう”と思います。

 

 

 

 

 「さあ、何から辞めましょうか?」

 

それではまた。