自営と勤めの話し合い

自営業のセイちゃん×会社勤めのイシちゃん~素敵な30 ,40代を過ごすための話し合い中~

『自営と勤めどちらがいいか?』と、聞く前に考えるべき大切なこと

スポンサーリンク




f:id:jtha:20180718011138j:plain

 

こんにちは。
飲食店自営のセイちゃんです。

 

『自営(フリー)と勤めどちらがいいか?』

 

これは「なんで独立したの?」という質問と一緒に、自営になってからしばしば聞かれる質問のひとつです。

最近では、「自営(フリー・独立・起業)」になりやすい環境、と同時に”雰囲気”も整ってきたこともあるのか、今までよりはかなり自営になりやすくなってきており、様々な分野において自営を始める人が増えてきていると思います。

そういった環境の変化とともに、自営を考える人も増えるということもあっって、この『自営と勤めどちらがいいか?』という問いは、これからもしばらくは仕事をする上で多く聞かれる問いであり続けると思います。

 

 

『自営と勤めどちらがいいか?』

 

 

まず始めにセイちゃんの考えを書くと、
”自営”、”勤め”の”どちらがいいか”はあまり重要ではない。と考えています。

 

それよりもまず、『自分が何を求めて仕事人生を生きていきたいか?』

こう自分にを問いかけるべきだと思います。
そのためにどのような仕事の進め方をしていきたいか?
この疑問がまずあるべきだと思います。

自営か勤めという選択は仕事を進める上で、目的ではなくて、あくまで手段に過ぎないので。

 

 ということで、

「自営と勤めどちらがいいか?」単純にこのように考えてしまう人は、
自分がやりたいことは何を目的としているのか?そのためには自営と勤めどちらが適しているのか?」
ということをまずしっかりと固めたほうが良いと思います。。


ちなみに、セイちゃんは独立したときに、そこまで考えていませんでした・・・。
だからこの記事を書いています。過去の自分への戒めとしても。

 

一応セイちゃんの昔のことを書いておくと、
セイちゃんは『自営と勤めどちらがいいか?』ということについてはしっかり考えることはしませんでした。
なぜなら、学生のころには”自分でビジネスを持つ”(というよりはお店を持つ)ということを決めていたので、『どちらがいいか?』というよりは、自営のメリットは何か?ということについて、多く調べたり考えたりしていたからです。

今思えばですが、これこそ手段と目的が混ざってしまっていた状態で、
後悔があるとすれば、もう少し”なぜ”・”なんのために”というところを詰めるべきだったと思います。

ただ、その決心があったので自営になること自体には迷いは全くありませんでした。 

 

 

そのようなセイちゃんですが、
改めてこの質問についてもう一度考えてみるとすると、

 

勤めと自営をしてきた経験と近頃の環境を考えると、
今(のタイミングで)は、


「勤めをしながら、自分で複業・副業を持つのが最強かもしれない 。」

 

と最近は思っています。(↑まさしくイシちゃんが目指している道です。)

 

 

「いろいろ考えがあって、勤めを辞めて自営になったのに?」
「はじめから自営を目指していたのに?」
「今、自分がやっていることよりもそちらの方がいいの?」

 

いろいろ思われてしまうかもしれませんが、

 

イシちゃんの考え方の影響もあって、勤め先を渡り続けられる実力を持ちながら、好きなこともやる。これが理想の形のひとつかもしれないと思っています。

 

 これについてはイシちゃんのこの記事も参考にしてください。

jthanashiai.hatenablog.com

 

 

どうしてこのように思うようになったかと言うと、
「起業・独立するならマネタイズは後、共感する人がいればお金はあとでついてくるから。」というような言葉はよく耳にしますが、やっぱり最低限生活するお金はまず必要だからです。いくらお金なんか必要ない!と言われるものの・・・。

特に、今やっている飲食店自営というのは水物の商売なので、最低限の安定収入というのは羨ましくもあります。自営なのでもちろん大きく収入が増えるときもあれば、収入がが急に途絶える(マイナスになる)こともあるので。。。

 

勤めに関しても、勤めが安定しているわけではないというのは重々承知しているので、”渡り歩ける実力を持つ”というのもポイントです。飲食店を持ってしまうとこの渡り歩くこともできなくなってしまいます。

勤め先を渡り歩くことでひとつの会社に依存するリスクを無くし、安定した給与収入を得続けて、時間とお金を好きなことに回していく。

かつ、渡り歩いている仕事もイシちゃんのように”好きなこと”だと、なお理想的だと思います。手を変え品を変え好きなことをしながら渡り歩く。 

別に贅沢をしたいわけでもないので、基本の仕事でまず毎月十数万円くらいの収入でもあれば他のことにも安心してチャレンジすることもできます。

 

 

『最低限の生活を保ちながら、自由で好きなことをやれている状態』

 

イシちゃん同様、セイチャンも今はこれが理想の状態だと思っています。

 


そのための手段として、さきほども書いたように「勤めのメリット(安定した給与収入)を場所を変えながら得つつ(リスクを減らしつつ)、残りの時間を好きなことをやることに費やす。」ということをやっていけるのが良いのでは?と思っています。
いや、「好きなことをやる時間を増やすために安定した収入を得られる場所を変えていく。」という方が表現としては正しいかもしれません。
これを実現するのが理想だと考えています。 

 

以前のセイちゃんだったらおそらく、自営がいい。とはっきり言っていたと思います。
ところが、最近イシちゃんの話も聞いていると、そういう生き方も羨ましいと思うようになり上記の表現に考えが変わってきました。
イシちゃんの3段階作戦を聞いたときには素直にうらやましいと思い、頭の中に散らばっていた情報がまとまった気もしました。

 

ただ、
今の段階で勤めに戻るつもりも無いので今はこの逆、
自営のメリットを生かしつつ、他にも好きなことに取り組んでいく。 
つまり、『自営をしながら複業、副業で自営をしていく』ことが今のセイチャンが取ろうとうとしている手段です。
自営のメリットである、「はじめから”好きなことをやれる”」ということや、
お金の面でいえば「税制上のメリット」など勤めの人より恵まれていることを生かして、より好きなことをたくさんやっていきたいと考えています。
イシちゃんとは反対側から同じような方向を目指しています。


もしかしたらですが、それを達成するためには飲食店をというのが手段としては違うのかもしれないという考えもあります。
それが明らかになったときには、目的を達成するために『辞める勇気』をしっかりと思い出して実行に移そうと思います。

jthanashiai.hatenablog.com

 

 

何か大きなことを成し遂げられなくてもいいから、
(少しはそういう欲求もありますが・・・)
自分の好きなことをやれている状態こそが今の理想です。

小さくてもいいから自分たちの好きな道を進んでいきたいと思っています。
セイちゃんもイシちゃんも(←たぶん)

 
セイちゃんとイシちゃんは実は?趣味など共通点があまりないのですが、
おそらくですが、このような根本の考え方や考える方向が似ていたのだと思います。
そういう人と出会えたこと自体に感謝をしたい今日このごろでもあります。
余談ではありますが、、、

 

 

結局のところ、最初に書いたように、
自分の生き方を明確にすることができれば、
『自営か勤めどちらかいいか?』という質問はあまり重要ではなくて、単なる手段に過ぎない。と思っています。

 

『自営か勤めどちらかいいか?』

ではなく、

『自分がどのような仕事人生を生きていきたいか?』

 

 これをまず先に明確にすることができれば、勤めか自営かなんてものは自然と答えは決まってくると思います。

 

とりあえず走ってきた人生を後悔していませんが、

 できるのであれば、このことを昔のセイちゃんにもしっかりと考えるように伝えてあげたいです。

 

そしてこの言葉も一緒に、

 

「あなたにとって、やりたいことを叶える手段は自営と勤めどちらですか?」

 

 それではまた。