自営と勤めの話し合い

自営業のセイちゃん×会社勤めのイシちゃん~素敵な30 ,40代を過ごすための話し合い中~

管理職を経験するメリットは?・・・仕事・独立・子育てに役にたちます

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「管理職になって何かメリットはあるの?」

 

 

最近は管理職になりたくな人が増えているみたいですね。

 

 

「管理職をやると何かいいことあるの?大変なだけでしょ。」

「仕事よりプライベートの方が大事だよ」

 

 

ワークライフバランス”重視ということで、

私生活を充実させてこそという考えが多くなってきていて、、、

 

 

管理職になんてなってもいいことはない、

という考えが増えているように思います。

 

 

ですが、

自分は私生活を充実させるためにも、

若いときに一度管理職を経験したほうがいいと思っています。

 

 

 

ちなみに自分は、会社員勤め時代に7年間、

“店長”という典型的な中間管理職の経験をしました。

 

 

一社員としてやっていたときと違い、

最初のころは人間関係などでかなり悩みましたが、

その経験が今では会社員時時代はもちろん、

独立後の仕事にも私生活にも役に立っていると思います。

 

 

管理職を経験していいことは、

 

他の人にモノゴトを進めるうえで、

任せる、頼る、信頼する、“裏切られる”、“失望する”、諦める、

そして、

自分の無力さを知る、

といった、

自分自身の心の動きを経験をすること自体に価値があると感じています。 

 

 

 

ということで今日は、

 

「管理職を経験するメリット(やくにたつこと)」

についてです。

 

 

 

これを読んで管理職をやってみてもいいな!

 

 

と思うかどうかは分かりませんが、

今後の仕事の参考になればと思います。

 

 

 

 

“うまくいかなさ”を経験できることが管理職のメリット

 

 

 

初めて管理職をやると、

とにかくうまくいきません。。。

 

 

何が?というと、

 

 

“自分がモノゴトを進める”のではなくて、

”他人がモノゴトを進める”ということについてです。

 

 

自分がやるのではなく、他の人と仕事を進める難しさ。

 

 

 

当たり前と思うかもしれませんが、

知識として知っているのと、実体験をするのとは大きく違います

 

 

特に人の心と考えの難しさとうまくいかなさは、

経験してみないと分かりません。

 

自分も分かりませんでした。

 

 

“自分はできる”と思っている人ほど、

この“うまくいかなさ”は経験をしたほうがいいです。

 

友人との人間関係がうまくいかないのとは、

また少し話が違う感覚です。

 

 

実はというのもなんですが、、、

自分もできると思っていましたが、
うまくいきませんでした。

 

 

 

どう乗り越えるかなどは、
今回は書きませんが、

 

仕事を進めるうえで、

じぶんではなく人が仕事を進めるという感覚を得る。

 

この経験こそが管理職をやるメリットだと思います。

 

 

 

管理職の経験は独立にも役にたちます

 

 

独立を目指す人は特に、

会社員時代に管理職を経験しておいたほうがいいと思います。

 

独立をすると、

人を雇うことがくるかもしれませんし、

外注をして他人に仕事を任せることもあるかもしれません。

 

うまくいっているときはいいですが、

他の人が失敗をしてしまったときが問題です。

 

そういったときの心の持ちようや、

責任に対しての心の負担を経験しておくことが、

独立した後にも役に立ちます。

 

 

特に他の人が大きな失敗をしたときに、

どのように心を落ち着かせるかは経験値がモノをいうと思っています。

 

「自分がやったんじゃないのに!!!」

 

という気持ちをどのように落ち着かせるか。。。

 

もしかしたらその失敗が、

自分の事業自体の失敗につながってしまうかもしれませんし、、、

 

 

会社員時代であれば、

失敗自体は会社の負担になります。

 

だから、

会社員時代に他の人に仕事を任せて、進めて、失敗をして、

そして、

どのような気持ちになるかを経験する。

 

 

会社員の管理職は、

独立をして“自分の仕事”を人に任せるときに必ず役にたちます。

 

 

 

管理職は“子育て”にも役にたちます

 

 

管理職経験が意外にも?

“子育て”にも役に立っています。

 

何が?というと、

 

子供と妻の両方に対して冷静な気持ちでいられます。

 

 

基本的に今は、

妻を通して子育てに参加するという形になってしまっているので、

(このあたりの諸々はまた別の話として、、、)

 

人を通してモノゴト(子育て)を進めている状態です。

 

  

基本的には任せているので、

(自分がずっと携わることができないので、)

“何をサポートしたら彼女が動きやすいか”を考えて行動するようにしています。

 

 

これって管理職の仕事とも似ているな、

なんてことをよく思います。

 

 

管理職の仕事は他の人がいかに仕事をしやすい環境を整えるか、

だと考えているので。

 

 

 

子育てに関して、

自分はまさしく家庭では“中間”管理職です。

 

 

どうして中間かというと、、、

 

 

妻は仕事を任せている“部下”だけではなく、

ひんぱんに“上司”にもなるからです。

 

 

上司の気持ちを考えて先に行動をしないと、

痛い目に合ってしまいます。、

 

 

これも中間管理職と一緒だな、、、

なんてことをよく思っています

 

 

 

どうやったら他の人が仕事をやりやすくなるか考える経験、

そしてうまくいかなかったときの痛さと乗り越え方。

 

 

こんな管理職の経験が子育てにも役にたっているなと思っています。

 

 

 

 

人間関係が苦手な人ほど管理職を経験してみたほうがいい

 

 

管理職なんて大変なだけ、メリットなんて何もない。

 

という気持ちも分からなくもないですが、

 

もし選択肢があるならやったほうがいいです。

 

 

 

特に、若いうちに経験しておくと、

その後の人間関係には役にたつだろうなと考えています。

 

いざとなったら辞めればいいだけですし。

 

 

自分も人間関係があまり上手ではありませんでしたが、

悩んだ分だけ、少しだけ強くなれたかなと思っています。

 

 

“いやなことはやらない”という考えも大切ですが、

 

自分にストレスを与える環境も大事だよな、

なんてこともよく思います。

 

 

最後になりましたが、

 

 

管理職をやるメリットは?

 

なんてことばかり考えずに、

 

 

人がいやがることもとりあえずやってみて、

自分自身の経験を得られることこそが、

やってみるメリットだったりもするのでは?

なんてことも思います。

 

 

 

こういうのも少しずつ時代遅れになっていくんでしょうか。

 

年を重ねるにつれて、

信念と臨機応変のバランスの大切さを感じています。 

 

 

 

 

「管理職、やってみませんか?」

 

それではまた。